いちいすわのメモ帳

突貫工事で作成しました

桜花の大交流祭 振り返り

0.はじめに

 みなさん、こんにちは。あるいははじめまして。いちいすわと申します。

今回、京都の仁和寺で行われた、4/19~21にかけての宿泊も兼ねたふるよにの大規模イベント、桜花の大交流祭に参加して、5-0を達成し、準決勝に出場までしてまいりました。
 戦績としては準決勝敗退ではありましたが、今までふるよにをやってきた中では一番良い戦績を納めることができましたので、せっかくなのでレポートを簡単にですが上げたいと思います。なお、レポート書きましょう?って言われました。

 

1.メガミの選出について

 まず、シーズン9について簡単に振り返りたいと思います。遺物の正式な実装と、アナザーメガミとしてオボロA2の追加、そして新規メガミであるミソラの追加から始まりました。

 環境初期はやはり、これらの新たなメガミの使用が盛んでしたが、早々に弓メタとして旗櫂算が出てきたことから、環境の推移が始まったと思います。

 旗櫂算に対する回答がいくつか生まれ、旗薙算遺物4柱のうち、2柱程度が入るような3柱が強い、といった環境が3月後半ごろまでは続いていたと思います。

 以上のことから、個人的な好みもあるのですが、一定数月影落が受からないメガミが多いのでは?という考えから、刀を採用した刀旗算を検討していました。

 

 ところが4月に入ってから、急に剣、鋸、鏡等、パワーが強いメガミが(少なくとも関西圏においては)現れはじめており、大規模2週間前の大阪での大会にて、ボトムである刀旗がぼこぼこにされる事態となりました。

 このため、3柱の握りを変えなければ、さすがにまずいと思い急遽、別のメガミを検討します。しかし、検討の時間はあまり長時間は取れないことから、大幅な変更は難しいことも問題です。そのため、下記の条件に当てはまるメガミを考えました

 

・比較的握りなれておりプレイに難しいところがさほど多くない

・一定の火力を確実に出せる

・組み合わせ単位で見たときに、強い組み合わせである

 

 以上のことから、シスイが良いのではと考えました。おそらく刀算がボトムにはなりますが、ここはすでに慣れているため、比較的帰って来ても対応が可能な点が一つ

 算鋸は、前までの環境にて相当に強かったため、相手にステップ対応があったとしても、以前として強く戦える組み合わせであることが一つ

 刀鋸は、勿論当たる相手に対しては裂傷解決から底力が当たりますし、そうでなくとも通常札のパワーが高いことからやれるのでは?と考えて、刀算鋸で大規模に挑むこととしました。

2.大会当日

 先に謝っておきますと、プレイ中の記憶がかなり飛んでおり、実際と異なることであったり、あいまいな所があったりします。当日、かなり緊張していたこともあり、プレイ内容の記憶にまでリソースを吐けなかった……

2-1.1回戦 vs 旗魂(毒)

 算が帰ってきたときに叛旗の纏毒が面倒なのと、普通に遁術を対応で撃たれるのが面倒なので毒BAN。お相手はかなり刀がいることに頭を悩ませていたようですが、刀鋸が帰ってきました。

 今回、この魂のデッキはかなり特殊で、速攻で見知らぬ世界を使用して変身した後、火力で相手を倒すコンセプトだったらしく、自分はそれを知らなかったのですが、初巡、相手が7分の1の見知らぬ世界を引けない状態となってしまっており、かなりリズムが崩れていました。

 おそらく、初手で引かれていたらかなり厳しかったのでは?とも思ってます。

 

 それでも2巡目から見知らぬ世界で間合いを詰めながら、お互い赤札を振りながら折衝を進め、こちらがライフリードした状態で相手が自我と決意を開いた上で家路の効果の発動まで進めます。

 相手が家路の効果を発動後、攻めるならここだと、相手の焦燥をライフに受けさせるように、手札の赤札とウバラザキ、ハドマギリを使ったところ、相手の手札がホノカの札ではなかった(あとで聞いたら、ホノカのカードは精霊式1枚だけでした)ため、全て攻撃が通って、相手は焦燥がライフに入って受からなかったため勝利

 

2-2.2回戦 vs 心傘(絆)

 先ほどと同様、チカゲをBAN。帰ってきたのは、ちょっとうろ覚えですが刀算。

概ね、序盤は相手のはらりゆき、しこみばり、斬を含めた3/1の連打にて、ライフリードを取られつつ、かさまわし来るりみでオーラを回復されるため、あまり有効打は与えられない状況

 相手には月影がないのでと我慢しながら折衝を進めるも、2フレアからアグロ神座渡を撃たれ、次ターンが生きてるか怪しい状況になりつつも間合いを詰めてオーラを貯めて耐える準備をする

 オーラ1点取られた後、手打表でオーラを回復させながら、3/1のしこみばりをひかれていたら焦燥で負けでしたが、相手が引けておらず、ライフ2で返しの間合いが5で帰ってきたため、再構成から攻撃札2枚を引けて、月影とセットで相手のライフを取り切って勝利

 

 本当にひやりとする場面が多くて、本当はどこかで1回ぐらいは3/1をオーラ受けしなければいけない盤面があったと思うため、このあたりは反省点です

2-3.3回戦 vs 電剣(扇)

 剣扇を返すわけにも行かず、電扇もまあまあ千歳デジ設置が面倒そうであり、そもそも扇の対応が強いのもあったため、電剣を返し、こちらはまさかの算鋸が帰ってくる結果

 お互い、朧文書と直接金融で名刺交換をしてから間合いを詰めていき、早々に恫喝でライフを取って禁忌上昇が開始。算法を抜いたデッキを握ってはいたが、相手が勝手に算法ケアをした動きをしてくれたので、折衝を進めながら、ダストを枯らして忍歩ホロ苦無を撃てないようにしたりしつつ、さほど強い攻撃が来る前に、早めにウバラザキ・ハドマギリで一気に相手のライフを5点を切らせることに成功し、そのままライフリードを保って勝利

 大幅なライフリードを取ることができたため、比較的安心して試合を進めることができました

 

2-4.4回戦 vs 旗算(鋸)

 帰ってきたのは算鋸、実はこちらが不利マッチだったので、BANの正解はこちらも算鋸返して完全ミラーだった模様。

 ところが、お互いに急に集中力を切らしていたためか、自分も相手もプレミを連発する試合となる。御明算の宿しを忘れたり、お相手も間合い3で守護霊式を振ってくれたので算法で回避した上で、相手の再構成後の守護霊式の変換を忘れていたため、ライフレースにギリギリ打ち勝って、相手の山札0の状態で切取法から入って、相手のライフ1まで追い込んでハドマギリでオーラ削り切りなんとか勝利

 

 自分の宿し忘れのプレミが実は本当にきつくて、フレアの計算が合わなくなったり、前進リソが足りなくなったりもしてきつかったので、動きが間違っていないかのケアは大事です……

 

2-5.5回戦 vs 薙遺(経典)

 BANは通常シンラであれば月影で突破できるのですが、全知経典というカードが微妙に受かっていない可能性があるため返せず、ギリギリワンチャンある薙遺返しをして、帰ってきたのは刀鋸

 序盤の折衝中、絶妙に徹底抗戦が撃てるタイミングがなかったため、ずっと抱えたまま間合いを詰めて、刻み刃とウバラザキの両方がオーラに通って相手オーラ4裂傷を抱えたので、次ターンに徹底抗戦を当ててやろうと間合い2でエンド

 相手が欺瞞の霧から居合を使用してきたため、対応でハドマギリを使用しお互いライフ2点を取り合い、勿論相手のオーラは0なため、特に悩む必要もなく徹底抗戦でライフ3裂傷をもらう

 その返しに相手が無音壁を展開、あとで聞いた話手なりで引いたまま使ってしまったとのことでしたが、まあさすがにということで刻み刃を使用し、対応でラナラロを使用されて反乱撃2/2を撃たれるも、ライフにさらに3裂傷を通して、相手のライフが残り4なので、纏いと前進でオーラ5構えてエンド

 そのまま返しの攻撃で倒れなかったため、そのまま鋸斬りと斬を引けているので両方振ってライフに通して勝利

 

 無音壁を使われていなかったら、返しの攻撃でかなりきついダメージが飛んできていたため、かなり厳しかったのでは?という試合ではありました

 

2-6.準決勝 vs 魂遺(旗)

 おや?これは一回戦で見たぞ?という組み合わせが入っていることに気が付く。あとで遺物旗返したほうが月影が当たるというか、魂が月影が重いという話はごもっともだったので、BANをミスした可能性はとても高いですが、魂遺物を返して、帰ってきたのは刀算でした

 とはいえ、これは普通にやったら間に合わずに勝てなさそうだということから、デッキをかなり工夫する必要があり、切り札構築を月影、御明算、衰垜にして勝負に挑む

 直接金融から入り、投資してから算盤玉をオーラにあてて相手のリソースをしっかり回収しながら、早々に自我と決意を撃たれないようにする立ち回りで動き、道中なれ果てを開けられるも、ここは完全論破にフレアを使用してもらわないと、月影が当たらないと判断したことから、再構成は行わず攻撃に出て、結果、斬が封印されることになり、そのまま望我状態で焦燥を踏み倒して思い出を作成

 変身された後は、相手の手札に盟約がある状態でかなり硬い状態にされてしまいましたが、オーラ回収等も含めて相手のオーラ3の状態を作り出し、ライフが5で衰垜をギリギリ使用できるタイミングで使用してちょうどフレア7からの月影落を奇襲気味に無理やり通すも、あとライフ1点が受からない状況となってしまったため、返しのターンでライフが取られて敗北となりました。

 

 結果として、準決勝敗退ではありましたが、初戦でこのデッキにあたっていたため、刀算としては、かなり間違ってない動きをしていたとのコメントを相手に頂き、また、月影はかなり予想外だったようでしたので、相手の警戒と対応をすり抜けて当てに行くことができたため、どこか満足感もある試合でした。

 

3.おわりに

 当初、桜花の大交流祭について、勝ち越しぐらいはしたいなと思っての参戦ではありましたが、結果としては5-0という、大変驚きとうれしい結果を納めることができました。

 正直、プレイをしながら勝ち上がっていく中、緊張もしますし、ひやりとする機会も多かったことから、もう一度やったとしても勝てるとも限らない試合もありましたので、そういう意味では恵まれたタイミングを引き当てることができたのかな、とも思いました。

 

 ふるよにはとても楽しいゲームではありますが、一方で安定して勝つのは難しいゲームでもあります。特に最近の環境は、どれか特定のメガミの組み合わせが強いというわけでもないため、一定以上の強いメガミから強い3柱を選んで持ってくる方が多いため、相性差が生まれやすい環境でもありました。(銃に当たったらやばいと思ってやっていたのはそう)

 

 その中で、本大会を通して思ったことは、プレイングでミスをしないことは本当に大事なことだなという点は、強く感じたことです。ミスをしないからとして、負けないわけではありませんが、ミスをすることは負けにつながることになります。

 では、ミスをしないためにすべきことは何でしょうか。大会に持ち込むメガミに関しては、検討を重ねて何度も試合を行うことで、間違ったプレイをしないように動きを覚えることこと、当日、急に変な構築に変更して思った動きができなくならないように、ぐっとこらえること。プレイの一つ一つを落ち着いて実施すること。このあたりになりますでしょうか

 

 また、大きな大会がありましたら是非参加していきたいなぁという気持ちを最後に、記事を終わりとしたいと思います。

 長文読んでいただいてありがとうございました。