※本記事はふるよに Advent Calender 2022 に参加しています。追加記事のため、ツリーとハブにのみ記載されているはずです。
○はじめに
みなさんこんばんは、あるいは、はじめまして。いちいすわと申します。
アドカレ気になってはいたのですが、記事にするネタあんまりないなぁと思っていましたが、某所でとある熊介を当てるためのネタを話していたことを思い出し、せっかくなので記事を書いてみることといたしました。
※本記事はあくまでネタデッキ主体のものとなります。フリプで楽しむ分には問題ございませんが、大会に持ち込んだ場合に勝ち負けの保証は致しかねます。(後述しますが当たらない相手には当たりませんし)
○本文
皆さんご存じ、熊介です。
「適正距離3-4、2/2、【攻撃後】攻撃『適正距離3-4、2/2』をX回行う。Xはあなたの伏せ札の枚数に等しい。」
とても強いカードですね。ちゃんと全部当たりさえすれば……
そう、このカードは全力の攻撃札であるため、相手が間合い3-4で返してくれなければ、そもそも使用できません。仮に、その間合いで返してくれたとしても、ステップ対応や打ち消し対応があるだけで当たりません。なんなら、伏せ札がないときに返されても困ります。
逆に、オボロを相手をするときはケアを忘れないようにしましょう。
さて、ここからがこの記事の本題となります。熊介を当てるために必要なカードがこちらとなります。
それは、今シーズン改定の入った波呼びです。このカードには「【破棄時】基本動作を1回まで行い、攻撃『適正距離2-7、1/-』を行う。」というテキストがあります。
つまり、波呼びを展開した上で順風でターンが戻ってきた場合、基本動作で1回前進、あるいは離脱(後退)を行うことができます。そのため、熊介は実質的な適正距離がなんと2-5となるのです。
それでは、上記の内容を踏まえたうえで、サンプルデッキが以下の通りとなります。
<熊介間合い2-5デッキ>
通常札:鋼糸、影菱、斬撃乱舞、忍歩、水雷球、強酸、波呼び
切札:熊介、壬葛、ミオビキ航路
太字が確定で必要な札となります。それ以外は、相手に合わせて入れ替えましょう。ネタデッキなのであまり深くは考えていません
行動としては、相手の後手1T目、あるいは先手2T目に攻撃を飛ばしてくれそうなら、初手番は2前進から波呼びを展開し、逆風にしてもらいながらカードをデッキトップに戻し、じわじわ前進していきましょう。そうでないなら、波呼びを使用するのは2手番目以降となります。
道中、相手が攻撃してきたターンの返しに宿しと壬葛を適切に組み合わせ、ミオビキ航路を展開し、相手のリソースをいじめにかかります。この時、フレアを迅速に貯められるようにするため、壬葛は再起させるようにしてください。
後は、波呼びを展開しながら、逆風水雷球で敵の攻撃間合い外に避難したり、適当な攻撃札で攻撃したり、フレアを貯めるなりして、相手が順風で返してくれるターンが来ることをお祈りします。
この時、間合い5で返されそうな相手に対しては、前進できるように、オーラは1開けておきたいです。
いざ、間合い2-5かつ順風で帰ってきたときは、チャンスです。リーサルを決められそうであれば、熊介の間合いまで基本動作で移動したのち、1/-のダメージを飛ばしてから、熊介を使用しましょう。
また、伏せ札がないor少ない、フレアが足りない、熊介でリーサルにらならい等の状況で、順風で返ってくる場合もあります。その場合のケアとして、斬撃乱舞という選択肢があります。
こちらも、波呼びとシナジーがあるカードで、かつ、熊介より元の間合いが広い分、間合い3で撃つことができたら、ほぼほぼヒットします。
動きとしては、斬撃乱舞を基本的には伏せ続け、再構成直前のターンだけ波呼びで山札のトップに戻し手札に抱えます。すると、順風で帰ってきたときに、波呼びの破棄時効果のオーラダメージで、常時効果がアクティベートし、4/3を飛ばすことができます。相手のオーラが0になるか、ライフに3点ダメージを飛ばせるため、強いですね。
斬撃乱舞でテンポを取るサブプランを組みながら、熊介を当てる強い意志をもって順風を待ち、チャンスをものにして熊介を当てに行きましょう!
○おわりに
皆さん、如何でしたでしょうか?このようにして、熊介は今までよりは当てやすいデッキを作ることができました。しかし、残念ながら、このデッキには致命的な弱点が2つもあります。
一つは相手が絶対順風で返してこないメガミの場合、熊介の適正距離は3-4のままである、ということです。(恐怖の八重桜とか、剣や鋸のアグロや、そもそも破棄時効果が消える鎌とか色々無理なメガミは多い)
もう一つは、結局のところステップ対応を持っているメガミはステップ対応されてしまうことです。前ステップだけ、後ろステップだけであれば、多少ケアできたりはしますが、それでも非常に使用しづらいものとなります。(なお、ポルチャルトーやTurbo Switch等には無力です……)
それでも、フリプ等で握る分には楽しい動きができるデッキとなります。ぜひ、熊介を当てたい方は使ってみてください。ちなみに三拾一捨でやる場合、傘を組み合わせると、大体この2柱が帰ってくると思います。(傘が帰ってきたらよっぽど相性の悪い相手ではない限り、普通に戦えると思います)
○おまけ
フリプで使った時に、熊介が当たらないなと察した場合に使うデッキ
通常札:水雷球含む任意の札
切り札:オヨギビ砲火(orイサナ海域)、壬葛、ミオビキ航路
水雷球で後ろに下がり、壬葛とオヨギビ砲火を使用して相手にオーラ圧をかけながら、羅針盤を展開し、間合い5で鋼糸や影菱を撃つことができるデッキです。あるいは、羅針盤展開中に相手が無理に間合い4に入ったら、再構成鋼糸から斬撃乱舞を使用しても良いでしょう。(間合い3から、分身の術で逆風水雷球を使用すると、一気に間合い7まで行けるため、わりと強制的に順風にできたりもします)
おおよそ、そこそこ普通のデッキとしても戦えると思いますので、もし困った際はこちらも参考にどうぞ。
※当ブログには「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.htmlを使用しています。